四川風冷やし麺は冷房疲れにも優しい!新橋・味覚で真夏の温活体験
暑い季節はつい冷たい麺類が食べたくなりますが、一方でお腹を冷やすとかえって夏バテするなんて話もあります。そこで、おすすめしたいのが、四川風の激辛冷やし麺なんです。スパイスたっぷりの四川風冷やし麺は、なぜか冷たいのに食べた後でもお腹が冷えない。それもそのはず、しびれる辛さの花椒は、漢方ではお腹を温める作用があるといわれているそうですよ。
今回は、石焼麻婆豆腐で有名な新橋「味覚」の冷やし担々刀削麺を食べてきました。
味覚までのアクセス
最寄り駅は内幸町駅。新橋駅からも徒歩10分以内です。今回おじゃました本店は、大通りから少し入った細い路地にありました。
店内の様子
階段を下りた地下にお店があります。新橋は勤め人の街ということもあり、午後12時~13時のランチタイムはどこも激混み予想。というわけで、ピークを避けて、午前11時過ぎの訪問です。
それでも11時40分くらいから徐々にお客さんが増えていき、5席くらいの小さな店内はあっという間に満席になりました。
メニュー
ここのお店の名物は、なんといっても石焼き麻婆豆腐。ほとんどのお客さんがセレクトしていました。ただ、味覚は刀削麺も有名なので、実は麺メニューも充実しています。
その日は「冷たい麺を食べよう」と最初から決めていたため、麻婆豆腐に未練を残しつつも夏限定の冷やし担々刀削麺をチョイス。
実食編
注文後、ほぼ即時の提供。とにかく提供が速く、どのメニューも5分以内に出てくる印象です。忙しい人にはありがたいですね。
さて、今回の冷やし麺。具材は、挽き肉、もやしといった定番の他、きゅうり、キムチ(!)ものっています。この自由なアレンジっぷりを見ると、お店のオリジナルメニューなのかもしれませんね。スープには氷が浮いていて、見た目も涼やかな印象です。
味覚の麻婆豆腐といえば手加減なしの辛さという話も聞くので、食べる前から(辛さについては)かなり覚悟していました。担々麺もスープの表面に浮いた真っ赤なオイルがいかにも辛そうな感じです。が、総評としては意外と辛くないといったところ。芝麻醤のクリーミーさ、スープが冷たいといった点も関係しているのかもしれません。
麺は自家製の刀削麺。つるつるで、歯ごたえがあります。スープが冷たいせいもあってか、もっちりというよりは、やや硬め。温かいスープで食べると、また食感が変わるのではないでしょうか。
芝麻醤をたっぷり使ったスープは、こっくり系。ただ具材があっさりしていることもあり、意外とさっぱり食べられます。食べている間、あまり花椒風味は感じなかったのですが、それでもスパイス効果のせいか、氷まで入っているというのにまったくお腹が冷えません。むしろ、食べているうちにじんわり汗が出てきます。オフィスの冷房でやられた身体にも優しいメニューだと思います。
夏の暑い日には、こんな麺ランチもアリかも。冷たいものが食べたくなる季節でも、冷えを気にせず安心して食べられる冷やし麺です。
味覚について
ライター:ぽな